遠くから私たちの活動を応援して下さるみなさんが様子を見に来て下さいました!
例年なら、収穫を行っている時期であるはずのこの時期。ですが、今年は既にお伝えしたとおり、大きく収穫というような動きにはなっていません。
それにも負けず、新しい動きは行っています!ですが、収穫量は限られる、そんな中。
なんと遠く、東京と大阪から、私たちの活動を応援して下さるみなさんが様子を見に来て下さいました!
これからの計画を共有!
私たち、Botanic藥草LAB.の今後の活動について、まだちょっと公開していない内容も含めてシェアをしました。
これはここではまだナイショです。すいません。でも時期が来たら皆さんにお知らせしたいと思います!
一緒に圃場を見に行きました
皆さんをご案内して、今年新たに植えた圃場をご案内しました。
まだ「かわいい!」って声が上がるくらいの小さな苗ですが、今年植えたばかりにもかかわらず、新しい枝が伸びている事が確認できます。
今年、新しい土地に植えられたばかりなのに、しっかり根を張って、ちゃんと成長してくれています。地下では根を張ってくれていることでしょう。
歓迎会!
圃場の見学を終えた後は、いらっしゃった皆さんを囲んで、歓迎会をしました!
都会から来た皆さんにスタイリッシュな食べ物を食べて頂くよりも、この高森町でしか味わうことのできない郷土料理や、中医学に詳しい仲間が作った薬膳料理で楽しく。
夢を語りながら、おしゃべりをさせていただきました。
食事は三部構成。
まず最初は、前菜として高森町でしか食べられないものを召し上がっていただきました。 それは「イナゴ」「絹の花(お蚕さまのさなぎ)」「蜂の子」です。
えっ!とびっくりされた方。そうですよね、余所から来た皆さんは驚かれるのですが、そう、昆虫食なのです。
実は、高森ではこれらは、地元のスーパーで買うことができます。最近ではなかなかとれなくなってきていて、高級になりつつあります。
面白おかしくゲテモノ料理みたいに扱われることもありますが、地元だとわりと普通に頂く美味しい料理の一つです。
例えば「絹の花」これはお蚕様のさなぎを調理したものですが、昔からお産をした後の女性に、母乳のでが良くなると言われ、好まれて食べられてきたものなのです。
昔、食料が少なく貧しかった頃、タンパク源が足りなかった時代に食べられていた、と言うお話もよく言われます。
ですが、Iターンで高森に移り住んでいる仲間は「それだけじゃなくて、昆虫食は他でもあったはず。ここでは、その豊かな文化を独自に残こしてきたってことだよ」ともおっしゃっていました。
地元の外からでは無いと見えないこともあるんだなと思った所です。
今日来て下さった皆さんは「食」と「健康」に大変造形の深い皆様。 面白がっても下さいましたが、しかし、しっかりとこれらを召し上がって、気に入って下さったみたいでうれしいです。
そして、その他にも、収穫量が少なくて地元でしか出回らないアミタケなどのキノコ、そして、この季節ならではのマツタケも!召し上がっていただきました。
そして、第二部は「薬膳しゃぶしゃぶ」
国際薬膳師が作った、薬膳スープで頂く、本格薬膳しゃぶしゃぶです。
これも、高森町で多く食べられている「ラム」で召し上がっていただきました。ここら辺では焼く肉と言えば牛や豚ではなくて「ラム」「マトン」。 その流れを汲んで、このラムを薄く切ったお肉と野菜でラムのしゃぶしゃぶを召し上がっていただきました。
最後、第三部は、皆さんの出会いを祝して、鯛飯と、松茸のお吸い物をいただきました。
みんなで夢を語る
歓迎会では、みんなで夢を語りました。
今後、しっかり山楂子を広めていくこと、山楂子を通してみんなで健康を広げていくこと、それを含めて、「山楂子と言えば高森町」言われるようになれるようにしていくこと。 いろいろなお話をしました。
立場は違っても、私たちが「未病先防」(みびょうせんぼう)をテーマにする思いは一緒です。そして、山楂子プロジェクトの高森町を盛り上げていきたいという思いに賛同して、心配して下さる。
有名な論語の一説に「朋あり遠方より来たる また楽しからずや」(有朋自遠方来 不亦樂乎)というものがあります。 これは単に、友達が来てくれた、と言う意味だけではなく、遠く離れていても志を同じくする仲間がいること、楽しさを表した言葉なのだそうです。
そんな句を思い出しました。
最後は、長野の宴会の締めといえば「万歳」ということで、万歳三唱をしました。
そうしてまたパワーやサジェストを頂いて、更に目的に向かって進んでいきたいと思います!