blog-image

2020年9月5日 部会を行いました!

2020年9月5日 部会を行いました!

信州たかもり熱中小学校の5期3回目授業が9月5日に行われました。それに合わせて、私たちも部会をひらきました!

熊の手!?

部活では、なんと、熊の手が登場!して、みんなで試食させていただきました。

熊の手は、昔から日本漢方、中医学などでも滋養があると言われ、珍重されてきたもの。今回の熊の手は、地元のマタギさん(漁師さん)からいただき、丁寧に処理をして、部長が生薬で煮込んだものです。
中華料理の材料としては、手一つで数十万円というお値段になる事もある高級食材です。

手の部分はプルプルとしたコラーゲン系、どうしても出てくる肉の臭みは、生薬が上手く消して、非常に美味しくいただきました。地元高森町の町長さんや、当日熱中小学校の講師で来ていただいた先生にも召し上がっていただきました。

熊の手
熊の手

また、熊の爪は魔除けのお守りとして大切にされるそうで、この時熊の爪はきちんと回収し、後日またぎさんが熊の爪のお守りを持ってきてくれました。

熊の爪のお守り
熊の爪のお守り

季節の薬草 ~ ゲンノショウコ

ゲンノショウコは、緑色の三枚ずつある葉っぱに、可憐な小さな花が咲く多年草。便秘にも下痢にも使える整腸剤です。
本来の消化器系を本来の働きに整えてくれる、幅広く使えると言う所が大きな特徴なのだとか。 この名前の「ゲンノショウコ」は「現に利く証拠」ということで「現の証拠」と書くほど。日本三大民間薬に数えられる植物です。(残りの2つは、ドクダミとセンブリ)

ゲンノショウコ
ゲンノショウコ

よく似た植物に、フクロウソウと言われる帰化植物(アメリカフウロ等)があります。見分け方は

  • 茎に対して垂直に細かい毛がある
  • 地上近くの葉は5枚であること(上の葉は3枚)

がポイント。色は白(薄いピンク)と、赤紫の二種類があるそうです。

利用方法は、高森町ではちょうど今の季節に地上部を刈り取り、乾燥させて、ゆっくり煎じてお茶にして飲みます。
できるだけゆっくりゆっくり、煎じると成分がしっかり出るそうです。

次回について

今月は2回授業が有ります!
9月19日にお会いしましょう!

参考リンク